【自転車も飲酒NG】熊本市の教諭が停職処分を受けたニュースから考える

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【自転車も飲酒NG】熊本市の教諭が停職処分を受けたニュースから考える

10月、熊本市立小学校の教諭が自転車の酒気帯び運転で検挙され、熊本市教育委員会から処分を受けました。

検挙自体は10月の話ですが、今は忘新年会シーズンの真っ只中で、お酒を飲む機会も多くなっています。

ニュースの内容をもとに、自転車の飲酒運転による罰則を改めて整理し、「自転車だから大丈夫」と誤った行動を取らないための注意喚起と、私が感じた違和感を共有します。

目次

自転車の酒気帯び運転で男性が検挙|熊本市教育委員会は男性を2ヶ月の停職処分

ニュースの概要は次のとおりです。
自転車の酒気帯び運転という点が注目されがちですが、報道では処分内容も大きく扱われています。

10月31日、熊本市中央区で、男性が飲み会で飲酒後、レンタル自転車を運転中に、パトロール中の警察官から職務質問を受け、呼気から基準値を超えるアルコールが検出されたとのことです。

男性は熊本市立小学校の教諭で、市の教育委員会は、男性を2ヶ月の停職処分にしたそうです。

ニュースの詳細はソース元の記事をご確認ください。

男性は、熊本簡易裁判所から罰金10万円の略式命令も受けています。

自転車の酒気帯び運転による罰則規定の確認|2024年11月1日から罰則の対象

今回の記事のポイントは、男性が処分されたことではなく、昨年11月1日から「自転車の酒気帯び運転」が罰則の対象となっていることです。

その罰則の内容を見てみましょう。

  • 酒気帯び運転
    • 3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金
  • 自転車の飲酒運転をするおそれがある者に自転車を提供し、その者が自転車の酒気帯び運転をした場合
    • 自転車の提供者に3年以下の拘禁刑または50万円以下の罰金
  • 自転車の飲酒運転をするおそれがある者に酒類を提供し、その者が自転車の酒気帯び運転をした場合
    • 酒類の提供者に2年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金
  • 自転車の運転者が酒気を帯びていることを知りながら、自転車で自分を送るよう依頼して同乗し、自転車の運転者が酒気帯び運転をした場合
    • 同乗者に2年以下の拘禁刑または30万円以下の罰金

※アルコールの影響により正常な運転ができないおそれがある状態で自転車を運転する行為は「酒酔い運転」とされ、今般の改正道路交通法施行以前から罰則として5年以下の拘禁刑または100万円以下の罰金が規定されています。

出典:2024年11月自転車の「ながらスマホ」が罰則強化!「酒気帯び運転」は新たに罰則対象に! 政府広報オンライン

誤解しやすい点として、自動車と違って点数制度はありませんが、罰則制度そのものはあります。

しかし、罰則の有無にかかわらず、他人の命を脅かす行為である以上、自転車の酒気帯び運転は決して許されません。

報道され方への違和感|伝えるべきは自転車酒気帯び運転の危険性と違法性

熊本県警の発表によると、法改正から1年で自転車の酒気帯び運転は82件検挙されています。

出典:飲酒運転の根絶 熊本県警ホームページ

しかし、そのすべてが報道されているわけではありません。

実際にニュースとして取り上げられたのは、今回の教諭の事案と、2025年1月の小学校教頭の事案のみです。

この2件に共通するのは、「公務員が停職処分を受けた」という点です。

つまり、報道の主眼は自転車酒気帯び運転そのものではなく、処分を受けた立場にあります。

ただ、本来伝えるべきなのは、自転車酒気帯び運転の危険性と違法性だと私は感じます。
それが十分に伝わらなければ、「あまり酔っていない」「自転車なら大丈夫」といった認識は、今後も繰り返されるでしょう。

まとめ|自転車なら大丈夫だろうという考えは捨てる

自転車は法律上、軽車両です。

現在では飲酒運転をした場合、自動車と同様に処分を受けます。

以前にも記事にしましたが、万が一対人事故を起こしてしまうと、刑事罰や職場での処分の他に、多額の賠償金を背負います。

そして、飲酒事故は違法性や悪質性が高いとみなされ、個人賠償責任保険の適用を受けることができません。

自転車の飲酒運転を、これほどのリスクを背負ってまでやりますか?

自動車であれば大抵の方が踏みとどまるところを、「自転車ならば大丈夫」と思ってしまうところは、まだまだ法改正と事故の重大性が十分に認識されていないと感じました。

しかし、法律と負うべき責任は、「知らなかった」では済まないのです。

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この記事を書いた人

「マイカーを手放したいけど不安…」
熊本で子育て中のパパが、収入ダウンを機にマイカーを手放すこと検討中。
電動アシスト自転車・カーシェア・レンタカーなどを駆使して子育て・通勤・移動の壁を打破する過程を、実体験と費用感を交えてお伝えします。

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