阿蘇くまもと空港(以下、空港)から肥後大津駅に向かう、「阿蘇くまもと空港ライナー(以下、空港ライナー)」が運行中に全焼したというニュースがありました。

幸い、怪我人などはいませんでしたが、正月休みの期間中に、空港までの貴重な公共交通機関でトラブルが発生したとなれば、只事ではありません。
今回は、事故のニュースをもとに、空港ライナーの今後について考察したいと思います。
数日前に利用した交通手段|乗車したのは火災した車両とは別だった
実は、空港ライナーを数日前に利用していました。

ニュース動画を見る限り、私が利用した車両ではありませんでした。
しかし、利用者が多く、利用時には応援便も加えて2台で運行されており、そのもう1台の車両ではないかと思いましたが、定かではありません。
事故の交通への影響|熊本市中心部以外からアクセスできる貴重な交通手段
事故の原因は、1月4日時点で警察が調査中とのことで分かってはいませんが、運休しているといった情報は見つかりませんでした。
しかし、正月休み、それも帰省のピークとなる時期に運行車両が減少すれば、空港と肥後大津駅間を利用する人にも影響が出る可能性があります。
空港へのアクセスは、熊本市内から運行しているバスが中心です。
しかし、JRと直接繋がっている交通手段は限られています。
万が一、車両点検のために全便ストップという事態になれば、タクシー等で肥後大津駅まで向かうしかなく、利用者の負担が大きくなってしまいます。
空港ライナーが有料化?|熊本県が可能性に言及
今回の件でもう一つ懸念されるのが、空港ライナーの「有料化」です。
これはまだ未確定の話ではありますが、昨年の12月に次のような記事が出ていました。

現在、空港ライナーの運行にかかる費用は、熊本県が一部を負担しています。
まだ、人件費や燃料費の高騰による有料化の「可能性」ではありますが、今回の事故を受け、点検・整備を増やすことや、点検中で稼働できない車両をカバーするために車両を増やす必要が出てくれば、安全運行にかかるコストはさらに増加するかもしれません。
そうなれば、現在のように無料での運行は、ますます難しくなるでしょう。
まとめ|貴重なJRとの接続点であり、運行は維持してほしい
空港と肥後大津駅の間を、鉄道で結ぶ計画も進行中です。
しかし、開業の見込みは2035年と10年近く先のことで、空港ライナーがJRとの接点としてまだまだ機能し続けるでしょう。
熊本の交通機関は、JR、バス、空港とそれぞれがバラバラのエリアにあるため、利用者が乗り継ぐために、時間と費用がかかります。
熊本市中央区から空港へのアクセスは、バスが中心ですが、北区や西区、熊本市よりも北の場合、鉄道の方が費用的にも時間的にも効率が良いと思います。
ユーザーの利便性を確保するためにも、空港ライナーは、有料化してでも安全運行を維持してほしいと感じました。

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