【年間149時間の損失】熊本が世界5位の渋滞都市だった話

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【年間149時間の損失】熊本が世界5位の渋滞都市だった理由を調べてみた

台湾の移動手段がスクーター中心であるという記事を書きました。

リサーチする流れで、衝撃の事実を見つけました。

昨年の記事ですが、熊本が「2024年 渋滞による損失時間ランキング」の世界ランキングにランクインしているということです。

最初は何かの間違いかと思いましたが、同様の記事を複数見つけました。

目次

熊本が世界ランキング5位にランクイン(泣)|年間で149時間

このランキングは、交通渋滞による移動時間の損失を数値化したもので、熊本が東京や大阪をも凌いで日本1位、世界ランキング5位を記録しています。

熊本市の人口は、20ある政令指定都市の中で17位です。

しかし、渋滞では日本1位どころか世界5位とは、信じられない事実です。

年間で149時間を渋滞のためにロスしているとのことですが、丸6日以上を渋滞に費やしている計算になります。

私はどう感じているか|実際はそうでもない?

正直、体感としては、世界5位と言われるほどなのか疑問に感じます。

退勤時に多少の渋滞はありますが、日によってまちまちと言った印象です。

ただ、これは限られた生活エリアで暮らしている私の感覚です。

今年の11月に熊本県と熊本市のトップ会談の資料に主な渋滞箇所のデータがありました。

令和7年度 (2025 年度) 熊本都市圏の渋滞解消に向けた 熊本県・熊本市 トップ会談資料。 赤い点が主要渋滞地点。紺色の帯が主要渋滞区間。

出典:令和7年度 (2025 年度) 熊本都市圏の渋滞解消に向けた 熊本県・熊本市 トップ会談  8ページ目

わかりづらいですが、「赤い点」が主要渋滞箇所、「紺色の帯」が、主要渋滞区間です。

私の生活エリアにはあまり渋滞地点としての登録がありませんでした。

逆を言うと、渋滞しているなと感じるポイントは渋滞地点として認識すらされていないのです。

1キロ10分レベルの渋滞で、渋滞地点として認識されてもいない熊本市のレベルの高さに驚きます。

なぜ熊本は渋滞が深刻になるのか|マイカーの利用増が原因?

熊本の渋滞が深刻になる理由として、増え続けるマイカーの利用があると思います。

先に紹介した、「令和7年度 (2025 年度) 熊本都市圏の渋滞解消に向けた 熊本県・熊本市 トップ会談」の資料の中に「熊本都市圏パーソントリップ調査」なるものがあり、前回は令和5年に実施されています。

熊本都市圏総合交通計画協議会資料 第5回委員会資料(24/12/11) 2ページ目 2012年の調査と比較して、マイカーの利用が増加し、公共交通機関の利用が減少しているデータが出ています。

出典:熊本都市圏総合交通計画協議会資料 第5回委員会資料(24/12/11) 2ページ目

その前の調査(2012年)と比較して、熊本市の思惑とは裏腹に、マイカーの利用が増加し、公共交通機関の利用が減少しているデータが出ています。

調査が2023年なので、昨今の熊本県や市の取り組みが反映されていないとはいえ、少し残念なデータです。

しかし、なぜマイカーの利用が増加するのでしょうか?

個人的に思うのは、公共交通に頼りづらいことがあります。

以前の私の投稿で、熊本市の大西市長がインタビューでの受け答えの中に、公共交通機関の運転士不足が挙げられていました。

利便性向上のために、バス・市電の便数や路線数の増加は重要ですが、そのリソースがありません。

熊本市はハード面で対応しようとしているようですが、技術的な面と、資金的な面で、実現は高いハードルがあると感じます。

まとめ|マイカーを利用せざるを得ない環境が作り出されている?

高雄市の交通事情を調べていただけのはずが、結局はいつもどおり熊本市の交通渋滞の問題に突き当たってしまいました(汗)

私の感覚では、世界レベルの渋滞都市といった認識はありませんでしたが、他都市との比較と、年間149時間という数字で示されると、異常性が理解できます。

しかし、マイカーがなければ、通勤・通学・買い物・送迎ができないのも事実で、忙しい毎日のなか、それらをこなすために、利便性が良くない公共交通機関を利用するほど、市民に時間はありません。

そういった環境が、九州の地方都市を世界トップクラスの渋滞都市にしている要因だと思います。

しかし、環境に適応していくのも人間です。
渋滞を当たり前として付き合っていくか、影響されずに生活するか、選択の余地は市民それぞれ委ねられているのも事実だと思います。

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この記事を書いた人

「マイカーを手放したいけど不安…」
熊本で子育て中のパパが、収入ダウンを機にマイカーを手放すこと検討中。
電動アシスト自転車・カーシェア・レンタカーなどを駆使して子育て・通勤・移動の壁を打破する過程を、実体験と費用感を交えてお伝えします。

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