地銀口座で給与受取という「呪い」|肥後銀行を利用させられることで搾取されている
いきなりですが、再就職して不満なことがあります。
それは、給与受取口座を指定されていること。
以前の会社では指定はなく、どのような金融機関でも対応してくれていました。
それが、今の職場では「肥後銀行」に指定されてしまっているのです。
普段からネット銀行を使っている私からすると、地銀のサービスは不便極まりないと感じています。
今回は、肥後銀行を始めとする「地銀」をメインに使い続けることが、いかにあなたから「お金」と「時間」を奪っているか共有し、会社に地銀を指定されたとしても、ネット銀行をメインに使い続けるべき理由を解説します。
何をするにも手数料|資金移動、現金の引き出しのたびに発生
最大の不満は、何をするにも手数料が発生するところです。
ネット銀行では、コンビニATMで現金を引き出しても、他の口座に資金を移動しても、手数料が発生することは、ほとんどありません。
なぜかと言うと、月に〇回までといった、手数料無料枠が存在するからです。
ところが、肥後銀行はどうでしょうか?
肥後銀行からネット銀行口座に資金を移動するために振込を行うと、1回あたり330円の手数料が発生します。
毎月1回330円くらいと思うかもしれませんが、年間3,960円となり、賃貸の家財保険料のほとんどをペイできてしまいます。

他にもATM利用料も発生します。
時間外手数料に、コンビニATMの利用料など、何かと理由がついて発生します。

自身の銀行口座からお金を引き出すだけなのに、わざわざ平日の日中に肥後銀行のATMまで行かないと手数料が発生するのです。
正直、ネット銀行を普段から使っている身からすると、意味が分かりません。
手数料については、新しいポイントプログラム、「ひぎんポイントサービス」により肥後銀行のサービスを利用することで、無料枠が拡大されますが、それに伴い、本来不要なサービス、クレジットカードやデビットカード、各種ローンなどを契約する必要があり、給与振込口座に設定する程度では、コンビニATM利用手数料が月1回無料になる、最低ランクの「STEP1」でも厳しそうです。

給料日に出来る行列|渋滞の激しい熊本で、駐車場で並び、ATMにも並ぶ
肥後銀行を始めとする地銀の「劣後」っぷりは、時間の面でも私を苦しめています。
今の会社に就職してから、一度だけ、給料日に資金を引き出すため、ATMに行ったことがあります。
でも手数料を払いたくなかったので、ショッピングモールのATMコーナーに行くことにしました。
仕事終わりにマイカーで行ったので、退勤時間と重なり、渋滞が激しく、モールの駐車場にもなかなか停められませんでした。
やっとの思いで、駐車場に車を停めて、ATMコーナーに行くと、そこにも行列が発生していました。
しかも、結局並んでいる内に時間外となり、時間外手数料を取られる始末。
自分のお金を引き出すだけなのに、私は一体、何をしているんでしょうか?
ただでさえ、家事や育児で時間がないというのに、ATMに並び時間を浪費し、手数料まで取られてしまった時、私は、二度と給料日のATMコーナーには行かないと決意しました。
指定は法律上「アウト」|知っておくべき労働基準法の現実
次に少し視点を変えた話をすると、給与受取口座の指定はそもそもアリなのかという点です。
結論から言うと、会社が特定の銀行を強制し、他の選択肢を一切認めないのはアウトです。
実は私も入社時に、「ネット銀行を使いたい」と相談するに留まりましたが、交渉を試みたことがあります。
それに対する職場の回答は、「肥後銀行でお願いしている」でした。
なるほど。
「察しろ」ということで、私は理解しました。
今から入社しようとする会社と、あなたは揉めたいですか?
私には、その勇気はありませんでした。
文言的には「指定」とはされていないものの、個人的には指定されたと同義だと受け取っています。
労働基準法第24条では「賃金の通貨払いの原則」が定められていて、本来、会社側が特定の銀行を給与受取銀行として指定することは違法です。
給与事務の効率化といった観点は、事務職の私としては理解できますが、従業員との同意が必要になります。
あと、会社が取引銀行として融資を受けている場合など、銀行と会社のパワーバランスによっても指定されるケースがあるとは感じます。
ただし、それは会社と銀行の二者間の関係性の問題で、本来従業員が不利益を被る話ではないと考えています。
まとめ|「地銀」は「ネット銀行」の完全下位互換。個人で使う利点がない
肥後銀行をはじめとする地銀の銀行口座を給与受取口座にした場合、「お金」と「時間」という2つの大きなリソースを削られることになります。
ネット銀行であれば、振込手数料もほとんどかからず、どこにでもあるコンビニATMを24時間手数料無料で利用出るため、時間も節約できます。
しかし、会社側からお願いされ、私のように断れなかった場合はどうすればよいでしょうか?
基本的な戦略は、地銀で給与を受け取り、即座にネット銀行に資金移動させることです。
月に1回だけ、手数料の発生する振込をする必要がありますが、その手数料のみ負担すれば、その後の管理はネット銀行完結します。
地銀はあくまでお金の通過点としてのみ機能させるのです。
それが、私が導き出した答えです。
ネット銀行の完全下位互換である、地銀のサービスを利用するメリットは皆無と言っても過言ではないと思っています。
しかし、地銀の口座は何かと地方で生活する以上、必要になってきます。
公共料金・家賃・保育料の引き落とし。
地銀にしか対応していないサービスも多い印象です。
地銀の口座は、そういった地銀にしか対応していないサービスに支払うお金だけを入れておくことをおすすめします。
次回は、住信SBIネット銀行と肥後銀行の違いを、手数料以外の点に目を向けて、ネット銀行の優位性について解説していきたいと思います。

コメント