プレミアム付商品券が発売開始|子飼商店街の事例を確認してみる
ネットでこんなニュースが出ていました。

子飼商店街でプレミアム付商品券の販売が始まったそうです。
私は、子飼商店街は生活圏内ではないので購入しませんが、市内で一番最初に販売が開始されたとのことで、興味はあります。
実際にニュースを見た感想や問題点を踏まえ、自分が購入する場合の参考にしたいと思います。
予想通りの大行列|窓口での「販売」以外に方法はないのか?
ニュースでは、100mの行列ができていたようです。
事前の申込制度もなく、窓口でのみ販売していれば、そうなりますよね。
個人的には、今の時期インフルエンザが怖いので、あまり人混みには行きたくないです。
並んでいる方も、ご高齢者の方が中心だったので、感染症が少し心配です。
各団体や企業はそれぞれ対応をとっています。
2月12日時点では、熊本日専連はWEBと窓口での購入申込後に抽選、鶴屋はLINEアカウントでの抽選と窓口販売を併用しています。
事前に購入可否が分かるため、ある程度の混雑防止にはなります。
ただし、鶴屋は抽選で外れても店頭購入が可能なため、抽選に漏れた方が逆に殺到する可能性もあります。
どうしても、WEBやLINEアプリでの抽選機能を実装するためには、時間・人手・お金などのコストがかかります。
そのコストは、各団体、企業が負担するため、最低限、プレミアム付商品券を発売する体制を作ると、窓口での販売が中心になってしまうのかもしれません。
次回があるかはわかりませんが、この方式を採用するときには、WEBや窓口での抽選を、プレミアム付商品券を発売する団体・企業の要件として設定すればよいと思います。
平日の発売開始と数量限定|基本的には早いもの勝ちの世界
ニュースでは平日の14時から発売開始とのことで、開始前からすでに並んでいらっしゃいます。
この方たちはスタートダッシュを決めたわけですね。
しかし、平日の行列に並べる方が、どの程度いらっしゃるでしょうか?
基本的には年金暮らしの高齢者、専業主婦の方などが中心になると思います。
なぜ、行列ができるかというと窓口販売でのみ販売ということもありますが、数量が限定されている点も忘れてはいけません。
子飼商店街では、全部で4,400部の販売を行うそうですが、今日の時点で1,200部が売れたそうです。
4日間の販売期間の中で、一番購入できる人が増える、土日を前にして、すでに1/4以上が販売されたことになります。
平日の午後からの販売でこの状態なので、明日以降はこのニュースを見てもっと購入する人が増えるかもしれません。
一番買える人が増える土日の時点で、子飼商店街でお買い物がしたい方に、行き渡る商品券の在庫があるか疑問です。
これは、団体や企業に問題があるのではなく、予算がすでに設定されている事業のため、発行枚数を設定せざるを得ない事情もあります。
そうすると、プレミアム付商品券事業については、本当に物価高対策なり得るか、ますます疑問が残ります。
国から地方自治体への交付金=>熊本市から団体・企業への助成金=>早いもの勝ちでプレミアム付商品券を購入できる人には恩恵が???
国からの交付金の趣旨が全く伝わっていない制度に感じます。
買い物をする際の注意点|お釣りが出ない
ここまでは、プレミアム付商品券事業の大きな仕組みの問題について取り上げましたが、使用する場合の注意点もあります。
それは、プレミアム付商品券を、額面以下の支払いに使用した場合、お釣りが出ないこと。
例えば400円の買い物に500円の額面の商品券を使うと100円お釣りが返ってこないということです。
これは団体によっても違うとは思いますが、感覚的にはどこもお釣りが出ないことの方が一般的になると考えます。
一時的にとはいえ、お店側に現金がなくなってしまう可能性があるからです。
そこは、額面の不足分を現金で補うなどの対応でなんとかなるとは思いますが、少額の決済には向かないことが分かりました。
まとめ|市の政策への意見は投票で示しつつ、もらえるものはもらっておく
やっぱり、掘れば掘るほど、イマイチな政策に見えてくるプレミアム付商品券制度。
国からもらった交付金が、有効に活用されているとは思いません。
参考までに、私が熊本市に引っ越す前に住んでいた自治体では、市民全員に商品券が配布されるとのことで、こちらの方が国の物価高対策の趣旨として、筋が通っている気がします。
熊本市は、本来行政として行うべき、市民への支援を、民間に丸投げしたことで、なんとも微妙な物価高対策になってしまったわけですね。
ソース元であるニュースのコメント欄も、阿鼻叫喚でした。
次回の熊本市長選はいつかわかりませんが、前回の衆議院選挙同様、私自身の意思は投票で示します。
そして、思ったことは市に直接伝える方法もあります。
買えない人間の僻みに聞こえるかもしれませんが、これが私の考えです。
しかし、まだまだプレミアム付商品券の販売団体・企業が出揃ったわけではありません。
今後の動向をウォッチしつつ、自分の生活に合った商品券の購入先を吟味していきます。

コメント
コメント一覧 (7件)
全く、おしゃる通りです。
プレミアム付き商品券を購入できる市民と購入できない市民がいるのです。
熊本市は、弱肉強食の自己責任社会を推し進める市政です。
物価高に苦しむ市民からは容赦なく税金を吸い上げ、
1000億円以上も税金を使って市庁舎を建替える。
こんなデタラメ熊本市政に黙っている熊本市民は偉いです!
コメントありがとうございます😀
熊本市民5ヶ月目の私は、1000億円以上の庁舎建替えの話は知りませんでした😱
県内の他の自治体では、全世帯全員に配布するなど、不満のでない方法で配布できているので、熊本市ができない道理がないとは思いますが…。
今後は、一市民として政策を、しっかりと見ていきます👀
私も、昨日、一昨日と鶴屋のLINE応募で振り回され、結局、買えませんでした。大丈夫です、まだチャンスはあります。店頭販売です。と言われても…LINEで買った人は、買えません。という触れ込みですが、それをどうやって調べるんでしょうね。無理でしょう。だったら、各世帯に購入券の案内をして、買いに行くような形にでもしないと、買いに行けないないなら、振り込みで買えるようにでもしないと、みんなには、一部の人だけの旨みにしかないと思えました。
コメントありがとうございます😀
鶴屋のLINE応募、お疲れ様でした😭
おっしゃるとおり、対面販売で購入状況をどうやって確認するんでしょうね。
店舗や団体を跨いだ場合、購入者の情報共有は不可能に近いと感じます。
さらに、熊本市外の方(市内への通勤・通学)の方も対象です。
少なくとも、支援が市民全体に行き渡る方法を、市が選択できなかったのか疑問です。
なかなかに混乱してしまいましたね。
ただ、県内多くの市町村の商品券配布が春ぐらいになることを考えると、スピード感があったことは評価すべき点ではあります。
一律に商品券配布するのと比べ、プレミアム商品券の発行は事務量が多いのも間違いありません。どちらが良い悪いは別にして自治体にとっては一律配布の方が楽な選択肢であったはずです。
ではなぜプレミアム商品券にしたのか、それはお店にとってはよりお金が動くプレミアム商品券の方がありがたいからでしょう。国の物価高騰対策は生活者支援はもちろん、事業者支援という趣旨もある。両側面を考えるとプレミアム商品券の方が良いかなとか、市長の元には商工団体からそういう要望があることも想像できます。
どのように生活者支援を行うか、そこを決めるのはもちろん市(市長)であり、民間に丸投げということはありません。ただ、色んな縛りを市が考えながらも、販売方法は民間に任せることになり、その縛りが微妙だったのは現状を見ると明らかかもしれません。とはいえ、その縛り(制度設計)をちんたらしてると商品券の発行は遅れ、遅いとの批判も出かねないので市からすると頑張って急いだけど失敗だったという感じでしょう笑
今回の物価高騰対策はGoToEatなどの明らかな事業者支援ではなく、どちらからというと生活者支援の色合いが強い、みんなはそう思っているので早い者勝ちは不公平感は強くなりますよね。また、県内ほとんどの自治体が一律に商品券を配るとなると不公平感はさらに強くなります。
とはいえは、一律配布の自治体もその額は様々であり、国が額を決めない限りは不公平感がでるのは仕方ないのかもしれません。
なので、子育て世代への支援など市民への様々な施策を考えてどこに住むかを選ぶ、また、おっしゃる通り次の市長選の投票行動に今回の市の失敗を踏まえる等が、市民ができることだと思います。
コメントありがとうございます😀
そして多角的な視点、参考になります。
確かに、実施までの期間は、周辺自治体と比較して1ヶ月程度早いですね。
熊本市のことばかりウォッチしていたので、気が付きませんでした。
おっしゃるとおり、市(市長)も色々なしがらみの中でひねり出したのが、今回の施策なのでしょうね。
私も、事業者支援の側面が必要なのは理解していますが、あまりにもその側面が強すぎたのかなと感じています。
事業者支援の部分についても、商品券事業を実施する体力(費用・工数)のあるところ、ないところで、企業・団体間にも差が出てしまうのかなとも考えています。
実際、事業をされている方の視点から、今回の商品券事業について、ビジネスへの影響がどの程度あったか伺ってみたいです。
何をするにしても「差」ができてしまう今回の商品券事業ですが、個人として、損しているわけではないので、あまりネガティブに捉えるつもりもなく、自分の出来る範囲で粛々と行動し、意思表示したいと考えています😄
急なコメント失礼しました😅
ビジネスをしてる方の意見を聞くのは良いですね。私も気になります。
答えがない施策であり、評価は相対的になりがちです。仮に熊本市がこのタイミングで一律商品券を配布していたら、他の市町村は遅いとの批判を受けて逆の立場になっていたかもしれませんね。
他県も含め政令市のような大きな自治体がプレミアム商品券を選択してるのも、規模が大きくなればそれだけしがらみが大きいということかもしれません。
情報が溢れている中しっかりと考え、良い所も悪い所もきちんと評価して、行動、意思表示するのがとても重要ですね😄