不動産会社の言い値で契約するな!|交渉で削れる箇所も
前回、賃貸物件の入居時に相見積もりを取ることで、お得に引っ越しができるテクニックについて紹介しました。

しかし、相見積もりは初期費用を抑えるための、第1段階に過ぎません。 ここから、内見をする予定の不動産会社との更なる交渉が始まります。
実は、見積書の中には、入居者にとって、不要な項目がまだまだあります。
今回は、賃貸物件の初期費用を抑えたい方に向けて、比較的簡単に見積もりから削れる項目について共有します。
初期費用削減のターゲット|この3つは簡単に見積もりから削れる
まずは実際の見積書を見ていただきましょう。 最終的に契約した物件ではありませんが、笑っちゃいそうな項目もあったので、この見積書を参考にします。

この中から比較的簡単に削れる項目は次の3つです。
- 安心サポートパック(サービス名は色々)
- 消毒料
- 投てき消火剤
安心サポートパック
サービス名は色々ですが、要は入居物件の水漏れ・鍵の紛失・電気・ガスなどの急な生活トラブルに、24時間365日駆けつけてくれる安心サービスです。
この物件では毎月1,650円徴収されていますが、2年で2万円程度の契約内容もありました。
このサービスについては、必要な事態になった場合、個別に対応すれば良いし、火災保険に付帯でついてくる場合もあり、二重契約になるため契約は不要です。
消毒料
入居物件の消毒?を行うサービスです。
具体的には、市販の消臭スプレーを噴霧して終わり、というケースがほとんどです。 これに16,500円払えますか?
見積もりで見かけたら即削除をお願いしましょう。
投てき消火剤
最近の賃貸物件では消火剤も用意してくれます。 確かに、火災になったら大変です。
しかし、不動産会社に用意してもらう必要はありません。 必要に応じて、自分で用意すればいいのです。
今回、私はこの項目を見て驚きました。 いままで、プライベート・仕事を含め、複数の物件を契約してきたのですが、初めて見ました。
もちろん、この項目も見かけたら不要でいいでしょう。
実際に私が使った断り方|不動産会社も即承諾
ただ、私が不要と断じても、実際にどうすれば不動産屋が見積もりから外してくれるの?とお思いかもしれませんので、具体的な方法をお教えします。
とはいえ、とても簡単な方法なので、実際に真似してみてください。
前提として、不動産屋とのやり取りはメールで行います。 最近は公式LINEなんかもありますが、私はメールを利用しました。
理由としては、面と向かって言いづらい人もいるでしょうし、やり取りや添付ファイルが、履歴として残るからです。
見積もりから削除する方法は簡単で、見積書をメールでもらった後、次のメッセージを返信してください。
「(不要な項目)は、任意契約と理解しています。不要なので見積もりからの削除と、削除した見積書を再送ください。」
この一文を添えるだけで、見積書から項目を除外してました。
もし、不動産会社が「必須」と言ってきた場合、「相見積もりを取った他社では任意でしたが、いかがでしょうか?」と揺さぶりをかけましょう。

消毒料と消火剤の項目については、無事、削除することができました。
なお、この物件と不動産会社では、安心サポートは必須項目だったため外せませんでしたが、別の物件では外せたので、諦めないでチャレンジしてみてください。
どうしても不安な方に|実は自分で用意するほうが効果的な場合も
ただ、実際に必要な場面が来た場合にどうするのか?と不安な方もいるかもしれません。
その場合、代替案を自分で用意すればいいのです。
賃貸物件のトラブルについては、24時間対応でなくても、管理会社に連絡すれば、基本はタダでやってくれます。 その間、少し不便なだけです。
消毒も、実際に何をやっているか分かりませんし、入居者のニーズも違います。 ウイルスや菌が気になる場合は、次のような商品でケアすればいいと思います。
虫が気になる場合には、次のような商品でケアすれば大丈夫だと思います。 ただし、火災報知器に反応しないものを選びましょう。
いずれにしても、16,500円はかかりません。
消火剤も、6,600円でどの程度のものが来るか不明です。 投てき型消火剤は、自分で手配できます。
しかし、消火能力に不安があるなら、ガチ消火器でも6,600円より安く購入できてしまいます。
ただし、後始末が大変なので、こういったもののほうが、まだ使いやすいでしょう。
どれにしろ、不動産会社に用意してもらう必要はないのです。
まとめ|紹介した項目は「不要項目の削除」が通りやすい
今回は、値引き交渉が比較的やりやすいものに絞り紹介しました。 お願いすれば、大体値引きに応じてくれます。
今回値引きができた項目だけでも、安心サポート20,000円、消毒料16,500円、消火剤6,600円と4万円以上の初期費用の値引きができました。 引っ越しでお金が必要な時期に、4万円節約できるのは大きいです。
しかも、成功率も高いので、ぜひ、実践してみてください。
実際には、他の項目でも値引きは可能です。
しかし、オーナーさんのスタンスや、賃貸契約の慣習によって、値引きが通りづらい項目もあります。
次回は、その話を中心に、私が値引きに失敗した項目について紹介します。

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